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久しぶりに

2019.12.01 Sunday


僕はイエローでホワイトでちょっとブルー
ブレディみかこ、イギリス在住作家、コラムニスト、保育士と多才なお母さん
イギリスでの息子の中学生活を綴った本だが、なんとも素晴らしい本だった。



初っぱなから、一部触れさせてもらうが、
エンパシー( empathy) とは何か?

もちろん日本語の辞書を見れば共感、感情移入などと訳されているが。

11歳の中学生の答えは、自分でだれかの靴を履いて見ること、と答えている、
もちろんこれは教室で教えられている答えだが、

本来的には多様性ということの授業の一環らしい。

昨今日本でも多様性という問題にぶつかることが増えているようだが、

信条、人種、宗教、男女など日本では周囲を海に囲まれ閉鎖された国という地理的条件もあって多様性とはあまり縁のない国であったが、

世界の多くの国ではこの多様性を無視することはできない、
特に少数民族の問題はいまだ世界中で燻り続けている。
日本でもかってアイヌの問題や同和問題などいくつかの問題があったが、何となく無かったことにされているようだ。

勿論こういう問題が教育カリキュラムに組み込まれているということがこの国の抱えている深い病巣に依拠していることなのだが、

今世界中でこの多様性問題を避けて通ることはできない。

先進諸国はいずれも高齢化社会に突入しているし、発展途上国は逆に若年人口の増加に雇用が追いつかない。


来年は日本でオリンピックが開催される、おもてなしだけではオリンピックを開催する意味はない。

今こそ日本もこの多様性について大きく進歩して世界の範たることを心すべき時だ。
話が長引いたが、この肝っ玉かーちゃん、

イギリスの底辺にある中学校に通う少年の生活を見事に描き切っている。

読み応えのある良い本だった。子供を持つ親や教育に携わる人はぜひ読んでほしいと思う。

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