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ボンタン

2019.01.28 Monday


鹿児島出水ではものの5分も歩けば、ボンタンがたわわになっている、
道行く人もまず手を出さない。


皮と身の間の白い綿のような部分が苦いので、好き嫌いがはっきりしている。
独特な苦味が好きだという人と最初から諦めて、まあそんなもんだよという人と分かれているのかもしれない。


カミさんはこちらで育って学校から帰ってお腹すいてもおやつなんか貰えない時代に育っているから、
腹減ったら庭のボンタンを竹で突き落として食べたようだ。

苦味は諦めている方だ。

東京で付き合っていた頃よく田舎から送ってきたと言ってもらったが、まあ正直美味しいとは思わなかった、

けれどそこは大人の付き合いで、美味しいね新鮮だし、なんて彼女の機嫌をとったものだ。
ボンタンには赤と白がある、どちらかと言うと赤の方が美味しかった。

近所で赤ボンタンを作っている人がいて、散歩の途中でもらってきた。一個百円払ってきたが、


そこで今日はその赤ボンタンを剥いて砂糖と蜂蜜を少しかけて冷蔵庫に。

数日すれば結構美味しいデザートができる、この時期果物も少なくなってきたので。カミさんと俺のささやかな食後の楽しみだ。



出来上がりが楽しみだ。

今日は午前中メッチャ寒くて工房も8度を切っていた。

いくつかジグを作っていたが、どうもうまくいかない。
トリマーの力が弱いので材料に負けてしまうようだ。

以前ルータでやった時は、全く問題なかったが、

また少し構想を練り直しだ。

10時過ぎにはさっさと引き上げてきた。
午後は、はなから読書タイム



曽野綾子 神の汚れた手、さすがよく勉強している、

湘南で開業する産婦人科医の体験談のような話だが、

単なる体験談の羅列ではなく医師の葛藤や患者の生活の裏側まで踏み込んだ作品にはさすが曽野綾子だと思った。


またこの本はソフトカバーで紙質もそれほど上等のものを使っていないが、実に読みやすい、

第一軽いし右手で読んだ部分をグイッと丸めて読めるところがなんともいいね。



400ページ近い本なのにこの感じはなんとも素晴らしい。

最近本屋でもまずハードカバーの本は二の次になってしまう。

読書はもう本棚に並べて楽しむ時代じゃない、

皆スマホで本を読む時代だから紙の本も少し考えればいいのに。

脱線してしまったが、この本いっぺんに100ページくらいさっと読めてしまう。
嬉しい限りだ。

ハルも昼間外に出なかったので夕方少し早めに散歩に出かける。

雨模様なのかすこし温度が上がった、なんとなく空気が雨を予感させるようだ。

今夜は一汁一菜の日だ。

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